今回は、クルマにとって重要な部品・タイヤについてご紹介していきます。
タイヤは路面とクルマを唯一つなげている部品です。
安全性につながる部品でもあります。
そのタイヤが摩耗していれば、雨の日の危険度が上がります。
昨今のゲリラ豪雨など、突然の雨で路面に水がすぐに溜まりその上にタイヤが乗り、車をコントロールできない状態のハイドロプレーニング現象が起きやすくとても危険です。
また、タイヤ自体はゴムで作られています。
摩耗していなくても劣化し、硬くなりグリップ力が低下し、ドライな路面でも滑りやすくなります。
そして快適性に重要な部品です。
安全性・快適性の観点から約3年が交換の目安になります。
タイヤは消耗品です。
時期が来たら潔く交換してください。
で、タイヤといっても国内メーカーから海外メーカーまでかなりの数のタイヤが出ています。
ましてや同じタイヤメーカーで軽自動車用のタイヤが数種類ラインナップされていますので、どれを買えば良いのか悩みどころです。
そこで今回は、軽自動車にお乗りの方でタイヤ選びに悩んでる方へ、タイプ別にタイヤをオススメしていきます。
タイプ1 軽自動車をメインカーとして使用
ファミリーで遠出や新生児を載せる機会が多いなど方にはこのタイヤをオススメします。
ダンロップ ル・マン5
このタイヤの特徴は、タイヤの中に「特殊吸音スポンジ」というものが貼り付けてあります。
その吸音スポンジで路面から発生する不快なノイズ(ザーとかゴーなど、運転時の疲労の原因のひとつ)を吸音し、室内を静かに保つことを目的として開発されたタイヤです。
軽自動車はコストの関係で、普通自動車に比べ車内の遮音材や吸音材が少ないため、走行音が室内に入りやすいです。
実際に私の使用している中ではダントツで1番静かなタイヤです。(軽自動車・コンパクトカー向けの中で)
組み付ける前のタイヤだけの状態で、軽く叩いて見ても音の響き方が違います。
実際に走行してみると、走行音が「ザーッ」から「サーッ」と「ゴーッ」から「コーッ」に変わっているのがわかり、会話や音楽を聴きやすくなります。
このタイヤでしたら、家族でのお出かけ時の車内の快適性が上がり楽しいドライブになるでしょう。
非常にオススメできるタイヤです。
相場は4本で、タイヤサイズ・155/65R14で¥22,000前後、165/55R15で¥28,000
タイプ2 長距離走行や高速道路での走行が多い方
長距離走行・高速道路の利用が多く、タイヤの減りが気になる方にはこのタイヤです。
ミシュラン エナジーセーバー4
このタイヤメーカーは言わずと知れたミシュランガイドのミシュランです。
100年以上の歴史を誇り、空気入タイヤを発明したヨーロッパを代表するメーカーでもあります。
ヨーロッパでは、高速道路の制限速度が高く、そして一度の走行距離が長いことが多くタイヤのグリップ力・走行安定性・ロングライフ性能を厳しく求められます。
このタイヤは、直進安定性がよくハンドルを取られにくいので、高速道路を走行する際は安心感が高いです。
また、他のタイヤに比べて摩耗しにくいので、通勤や仕事で長距離走が多い方や高速道路での走行が多い方にはオススメなタイヤです。
相場は4本で、タイヤサイズ・155/65R14で¥24,000前後、165/55R15で¥32,000前後
タイプ3 セカンドカー・走行距離少なめな方
セカンドカーなど、街乗り・買い物中心な方にはこのタイヤです。
ブリジストン ネクストリー
このタイヤは日本を代表するタイヤメーカーのブリジストンが発売しているベーシックタイヤです。
普段からそんなに距離は走らない、買い物だけなどの方にはこのタイヤが非常にオススメです。
国内メーカーという品質の安心感とベーシックタイヤとしての値段の安さ、非常にコスパのいいタイヤです。
運転した時の感触も素直な感じで、タイヤのグリップ感がわかりやすく安心感を与えてくれます。
タイヤの剛性も柔らかく作られており、段差の衝撃もうまく吸収してくれますので、乗り心地も良いです。(逆に高速道路は苦手な感じです。)
相場は4本で、タイヤサイズ・155/65R14で¥12,000前後、165/55R15で¥24,000 前後