おうち時間が増えて、おうちでコーヒーを飲む機会が増えましたね。
そして、コーヒーを飲むと「ほっ」としますよね。
というよりか、「ほっ」としたいから飲みたいのもありますよね。
そこで、「ちょっと本格的なコーヒーが飲みたい」だけど「豆を用意してまではメンドクサイ」や「コーヒーメーカーまではいらない、洗うのがメンドウ」と思ってドリップバッグで十分という方に、ちょっとしたコツでおいしいコーヒーの淹れ方をご紹介して行きます。
- 飲むコーヒードリップバッグでカップの大きさが決まる
- おいしいコーヒーの淹れ方は、袋から出した時から始まる
- 電気ケトル、電気ポットでの温度管理
- お湯の注ぎ方
1.飲むコーヒーのドリップバッグでカップの大きさが決まる
飲むコーヒーでカップの大きさが決まるというのは、メーカー・ショップさんが想定している「使用カップ」があります。(価格とのバランスがありますのでこの限りでは無いですが)
で、ドリップバッグの中のコーヒーの粉のg数を決めてあります。
UCCさんやAGFさんや大手のメーカーさんは、コーヒーカップ(130~150cc)を使って飲むことを想定されています。コーヒーの粉のグラム数が「7〜8g」あたりが多いです。
コーヒーショップさんのオリジナルドリップバッグですと、強いこだわりの部分が大きく出ます。
コーヒーの粉のグラム数が「10〜11g」あたりが多いです。
このグラム数ですと、コーヒーカップですと濃いめの味に、マグカップでちょうど良い味になります。
「7〜8g」のドリップバッグの場合は、コーヒーカップで
「10〜11g」のドリップバッグならマグカップで
というように、飲むコーヒーのドリップバッグでカップの大きさがき決まります。
2.おいしいコーヒーの淹れ方は、袋から出した時から始まる
まず、個別包装の袋からドリップバッグを取り出します。
ドリップバッグを開ける前に中身を確認します。
粉がダマになっていたり、固まっている場合はほぐします。
目安は、粉がふんわりとしているぐらいがちょうど良いです。
そうすることで、お湯が浸透しやすく無駄なくコーヒーを抽出できます。
3.電気ケトル、電気ポットでの温度管理
コーヒーを美味しくするのに、お湯の温度が重要になります。
目安は、90〜95℃あたりです。
この温度のお湯で、ドリップバッグに注ぐとおいしいコーヒーが飲めます。
これよりも温度が高いと、香りが飛んでしまい易く風味が損なわれます。また苦味や酸味が多く、雑な味になってしまいます。
温度が低い場合は、お湯がコーヒーの粉に浸透しにくいため薄い味になってしまいます。
温度が高い場合よりも美味しくないです。
電気ケトル
電気ケトルの場合は、沸騰してボコボコが消えて1分待ちます。
お湯の量によりますが、だいたい95℃ぐらいになります。
その時が、注ぎ時なので注いでください。
電気ポット
電気ポットの場合は、保温設定を90℃にしてもらうと90〜95℃になっています。
98℃設定になっている場合は、一度小さなヤカンや耐熱性の軽量カップへ移してもらうと90℃近くになりますので試してみてください。
電気ポットの設定温度を変えたくない人は上記の方法を試してみてください。
4.お湯の注ぎ方
お湯の注ぎ方は、ゆっくり丁寧がポイントになります。一度に多くのお湯の量を注いでしまいますと、コーヒーの粉にお湯が浸透せずに味がしっかりと出ません。
電気ケトル
注ぎ口が広いのでゆっくりと傾け、お湯が少しずつ注げるようにします。
マクドナルドのストロー程度の太さのお湯の量になるように調整します。
電気ポット
メーカーにもよりますがドリップモードがあります。
そのドリップモードにすればお湯が少なめに出てきます。
ここからは共通になります。
まずお湯をコーヒーの粉が浸るくらいに入れます。
20秒から30秒待ちます。いわゆる蒸らしです。
この蒸らしの時間が入ることによって、粉全体にお湯が染み込みコーヒー成分が余すことなく出てきます。
蒸らしが終わったら、またお湯を注いでいきます。
ゆっくりと丁寧に、お湯があふれないように注いでいきます。
ジャバジャバお湯を注いでしまいますと、薄くなりがちなので気をつけてください。
チェックポイント
ドリップバッグにコーヒーが浸かるようになったら、ドリップバッグにお湯を入れを引き上げます。
引き上げた状態でドリップします。そうすることでコーヒーの成分の出過ぎを抑えることができ、過度な苦味や酸味を抑えることができます。
逆に苦味や酸味が好きな方は、つける時間を長めにすれば濃いめに出ます。
以上が、おいしくなるドリップバッグコーヒーの淹れ方になります。
ちょっとしたひと手間で美味しいコーヒーが楽しめますので、おすすめします。
また蒸らし時間を変えることで、風味を調整できますので、いろいろ変えてお好みの味を見つけてみてください。
参考にした書籍