元クルマの整備士が伝えたい・雨の日の安全運転のためにやってほしい4つのこと

ご訪問ありがとうございます。

元クルマの整備士をしていたボケ猫のブーと申します。

今回は、皆さんに安全に運転してもらいたく、この4つの事を点検してください。

  • タイヤ
  • ワイパー
  • フロントガラス
  • エアコン

この4つのことは安全運転する上では非常に重要です。

運転する本人がいくら注意していても、クルマの状態が悪ければ、見えない・止まらない・曲がらないになり事故につながります。

ですので、運転者本人が運転前に点検し、安全運転を行ってください。

 

タイヤ

タイヤは、クルマの部品の中で唯一、路面と接触している部品です。

進む・曲がる・止まるはすべてタイヤがあることで成り立っています。

タイヤが摩耗や劣化して本来の性能が発揮できないと、重大な事故に繋がります。

なので、タイヤの点検は重要になります。

  • 空気圧
  • 硬さ

この3つを点検してください。

タイヤの溝

タイヤの溝は、雨の日の路面の水はけをよくし、接地性を高めるためにあります。

タイヤが摩耗し溝がなくなり水はけが悪くなれば、タイヤが水の上に浮いた状態になります(いわゆるハイドロプレーニング現象)。

最悪スリップして事故になります。

溝の中にスリップサインというものがありますので、タイヤが摩耗してくると出てきますので、そこを確認してください。

見えてきたら潔く交換してください。

タイヤの空気圧

タイヤは、空気が入っています。

この空気が減っていくと変形し、路面との接地状態が悪くなり本来の性能が発揮できません。

この空気圧が極端に低いとハンドルを切ってもクルマの向きが変わるのが遅れたり、高速道路では変形過大による発熱でタイヤが破裂したり、燃えたりもします。

ですので、ガソリンスタンドや車屋さんで点検してもらってください。

空気圧は気温の変化で変わりますので、月一で点検してください。

また、空気圧は高すぎた場合は、跳ねやすく性能が落ちますので危険です。

運転席側のドアを開けたシートベルトの取り付けてある付近に適正値が記載されていますので、確認してください。

タイヤの硬さ

タイヤはゴムでできていますので、紫外線や熱などで劣化し段々と固くなっていきます。

酷いものでは、プラスチックみたいにカチカチになり、路面が濡れていなくても滑りやすくなります。大体、3年を目安に交換してもらうのがベストです。

ですから、触ってゴムのような感触ではなく、プラスチックのような感触なら交換してください。

ブリジストンさんHP

ワイパー

ワイパーはフロントガラスに着いた、雨水や汚れを掃き取る部品です。

アーム、ブレード、ゴムの3つの部品から成り立っています。

特にゴムの部分が劣化しやすく、綺麗に掃き取ることができなくり、視界確保が十分にできなくなります。

雨の多い時期は危険ですので、汚れのスジが残るようになったら交換してください。

また千切れていたり、切れ目が入っていたら即交換してください。

カー用品店やガソリンスタンドでもすぐに交換できます。

フロントガラス

フロントガラスは、油膜というアブラ汚れのこびりつきがないか確認してください。

これは雨や空気中の油分などが日光によってこびり付いたものです。

この油膜が付着していると、雨の日ギラギラとして見にくく特に夜間、対向車のライトの光が乱反射して危険です。

この油膜というものはワイパーでは落ちません。

専用の汚れ落としが必要になりますので、それで落とします。

その後、クルマ専用の撥水剤を使用すると水はけが良くなり、汚れが落ちやすくなるのでおすすめです。

洗車時に使用すればいいでしょう。

どちらもホームセンターやカー用品などで簡単に手に入りますのでオススメです。

エアコン

雨の時はエアコンがとても重要です。

湿気の多い時期は気温差により、フロントガラスの内側が結露して曇って視界確保が難しくなり、危険です。

そこで空調機器であるエアコンを入れます。

このエアコンが問題なく作動していれば、すぐに曇りが取れ視界がスッキリするでしょう。

ですが、曇りが取れるまで時間がかかる・曇りが取れないなどの場合はエアコンガスが減っている、もしくは故障している可能性があります。

その場合は整備工場で点検してもらってください。

エアコンは暖房・冷房問わず使用するようにしてください。

自動車のエアコンはコンプレッサーの潤滑や配管の機密性を保持すためオイルが使用されていますで、常時使用することでオイルが配管内に満遍なく周り、故障の予防になります。

また、エアコン点検時にエアコンコンプレッサー用の添加剤を入れると、燃費を落とすことなくエアコンを使用できます。

以上のことを点検して、安全運転をしてください。

わからない場合は、必ず整備工場など専門家に相談してください。

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